今回は、XServer VPS for Gameの料金やプランについて紹介していきます。
プランはスペックと期間の組み合わせで決まり、それぞれ6パターンずつあるので全36プラン用意されていることになります。
スペックは最低2GBプラン、最大64GBプランまで用意されていて、ゲームによっては数十人以上の大規模なマルチプレイも楽しめるでしょう。
期間は最短1ヶ月、最長36ヶ月(3年)で、長ければ長いほど1ヶ月あたりの金額は安くなります。
金額は契約時に一括前払いで払う必要があるため、あまりハイスペック、かつ長期間だとまとまった金額が必要になる点には注意です。
そんなXServer VPS for Gameの料金やプランについて、詳細とポイントも見ていきましょう。
なお、本記事の内容は、2025年5月29日時点のものです。
更新は心がけますが、最新情報は公式サイトをご覧ください。
XServer VPS for Gameの料金は「スペック」×「期間」で決まる
XServer VPS for Gameの料金は、利用するサーバーのスペックと期間で決まります。
スペックと期間はそれぞれ6種類ずつ用意されており、トータル36プランあることになります。
まず、各スペックの詳細から見ていきましょう、以下の表にまとめました。
| プラン | 2GBプラン | 4GBプラン | 8GBプラン | 16GBプラン | 32GBプラン | 64GBプラン |
|---|---|---|---|---|---|---|
| メモリ容量 | 2GB | 4GB | 8GB | 16GB | 32GB | 64GB |
| vCPU | 3コア | 4コア | 6コア | 8コア | 12コア | 24コア |
| ディスク容量 | 50GB | 100GB | 100GB | 100GB | 100GB | 100GB |
| ネットワーク | 100Mbps | 100Mbps | 100Mbps | 300Mbps | 500Mbps | 1Gbps |
| 初期費用 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
| 推奨人数 | 4人以下 | 5～10人 | 11～20人 | 20人以上 | – | – |
プラン名はメモリ容量で分けられていますが、その他のスペックにも違いがあります。
遊びたいゲームによっては最低限必要なプランが設定されている場合もあるため、事前に確認しておきましょう。
なお、推奨人数はあくまで目安で、プレイするゲームによっても変わってきます。
次に、期間ごとの料金も見ていきましょう。
1ヶ月あたりの金額に直した、スペックと期間ごとの料金を以下の表にまとめます。
| プラン | 2GBプラン | 4GBプラン | 8GBプラン | 16GBプラン | 32GBプラン | 64GBプラン |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1ヶ月 | 1,150円 | 2,200円 | 4,400円 | 9,750円 | 22,100円 | 44,200円 |
| 3ヶ月 | 1,100円 | 2,101円 | 4,200円 | 9,240円 | 21,500円 | 43,000円 |
| 6ヶ月 | 1,050円 | 2,000円 | 4,000円 | 8,800円 | 20,700円 | 41,400円 |
| 12ヶ月 | 900円 | 1,800円 | 3,600円 | 7,800円 | 19,500円 | 39,000円 |
| 24ヶ月 | 870円 | 1,750円 | 3,400円 | 7,500円 | 19,000円 | 38,500円 |
| 36ヶ月 | 830円 | 1,700円 | 3,201円 | 7,200円 | 18,500円 | 38,000円 |
同じスペックであれば、より長い期間を契約した方が1ヶ月あたりの金額は安くなります。
あらかじめ期間が分かっている場合、できるだけ長い期間を契約するようにしましょう。
1点注意事項があり、料金は契約期間分を一括前払いで支払う必要があります。
以下に、各プランにおける総額の目安(月額料金×期間月数で算出)を掲載しましょう。
| プラン | 2GBプラン | 4GBプラン | 8GBプラン | 16GBプラン | 32GBプラン | 64GBプラン |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1ヶ月 | 1,150円 | 2,200円 | 4,400円 | 9,750円 | 22,100円 | 44,200円 |
| 3ヶ月 | 3,300円 | 6,303円 | 12,600円 | 27,720円 | 64,500円 | 129,000円 |
| 6ヶ月 | 6,300円 | 12,000円 | 24,000円 | 52,800円 | 124,200円 | 248,400円 |
| 12ヶ月 | 10,800円 | 21,600円 | 43,200円 | 93,600円 | 234,000円 | 468,000円 |
| 24ヶ月 | 20,880円 | 42,000円 | 81,600円 | 180,000円 | 456,000円 | 924,000円 |
| 36ヶ月 | 29,880円 | 61,200円 | 115,236円 | 259,200円 | 666,000円 | 1,368,000円 |
後で詳しく書きますが、初回の支払いは契約した日によって若干金額が変わります。
確かに長期間契約の方が、1ヶ月ごとに更新するより総額で見ると安く契約できます。
しかし、あまり長期間を最初に契約しようとすると、最初に大きいコストがかかることになります。
どこまでなら一度に支払えるか、考えて契約するようにしてください。
XServer VPS for Gameのオプション
XServer VPS for Gameでは2つのオプションが用意されています。
1つ目はストレージ増設、文字通りサーバーのディスク容量を200GB追加することが可能です。
月額料金は2,750円で、このオプション単体の解約はできないため、利用する場合は本当に必要か考えてからにしましょう。
2つ目はイメージ保存容量追加、こちらも文字通りでイメージ保存容量を増やすことができます。
デフォルトでは50GBまで無料で利用できるイメージ保存容量ですが、これを500GB追加することが可能です。
月額料金は1,650円、こちらはイメージ保存容量の使用量が50GB未満であれば単体で解約することができます。
以上2つのオプションについて、必要に応じて利用していきましょう。
XServer VPS for Gameプランのポイント
XServer VPS for Gameのプランについて、いくつか知っておきたいポイントがあります。
それぞれ、詳細を見ていきましょう。
ポイント1：プランは自動更新が可能
XServer VPS for Gameでは、プランの自動更新が可能です。
自動更新で用意されている期間は通常と同じく、1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月、12ヶ月、24ヶ月、36ヶ月の6パターンです。
設定しておけば更新を忘れてサーバーが利用できなくなる、といった心配がありません。
逆に、更新したくない場合はこの自動更新設定をしっかり切っておきましょう。
ポイント2：初回の契約期間の考え方
XServer VPS for Gameは月単位で期間が決まっている関係で、初回の契約期間が契約タイミングによって変化します。
契約タイミングが15日以前の場合は契約月のみで1ヶ月扱いですが、16日以降の場合は契約月の翌月末までで1ヶ月扱いになります。
また、料金については契約月は日割りになるため、月のどこで申し込んでも得や損はありません。
この点について、詳しくは公式のマニュアルに記載されているため、そちらも参考にしてください。
ポイント3：途中でのプラン変更は可能、ただし制約あり
一度契約した後、スペックが不足していたり逆に余っていたりする場合もあるでしょう。
そんな時、契約期間の途中でもプランを変更することができます。
ただし、最小の2GBプランへの変更は不可能、下位プランへ変更した場合の差額分は返金されないなど、注意点もあります。
途中で変更できるからといって、いきなり高すぎるスペックを契約しないようにしましょう。
ポイント4：無料プランは原則なし
XServer VPS for Gameでは、原則無料プランは用意されていません。
そのため、ちょっと試しに使ってみたいという場合でも、有料プランを一度契約して使う必要があります。
ただし、例外としてゲーム配信者限定で、16GBプランを2ヶ月無料で提供しているようです。
これは過去のお知らせで記載されているもので、他に記載が見つけられず、まだ行われているかは分かりません。
審査もありゲーム配信者なら必ず受けられるわけではないですが、気になるなら一度公式に問い合わせてみましょう。
ポイント5：ストレージ増設とイメージに関する注意
オプションのストレージ増設オプションを利用している場合の注意点があります。
ストレージを増設した状態で作成したイメージは、オプションを利用していないサーバーには使用することができません。
もし、他のサーバーに移すつもりでイメージを作成する場合は、このオプションの差に注意しましょう。
XServer VPS for Gameの料金についてまとめ
今回は、XServer VPS for Gameの料金やプランについて紹介しました。
スペックと期間の組み合わせで料金が決まり、期間は長ければ長いほど1ヶ月あたりの金額は安くなります。
スペックも途中で足りなかったり余ったりすれば変更が可能で、注意点もありますが気楽に選ぶことができます。
ディスク容量、イメージ容量の増設オプションもあるため、必要に応じて有効活用していきましょう。
詳しい内容は、公式サイトをご覧ください。
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